不動産の相続で、親名義の不動産を売却することになったらどうする?

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親名義の不動産を売却する

親が亡くなったり、病気で入院したりした場合、親名義の不動産を相続して売却することもあるでしょう。しかしその際には、そのまま売却することはできず、いったん不動産の名義を変更しなければなりません。

名義を変更するためには、法務局に必要書類を提出し、相続登記をする必要があります。必要な書類は以下の通りです。

・被相続人(ここでは親)の戸籍謄本、除籍謄本、住民税の除票
・相続人(ここでは自分)の戸籍謄本、住民票
・相続登記申請書
・固定資産評価証明書
・登記原因証明情報
・登記にかかる登記免許税

これらの書類を集め、相続登記を行うことで名義変更をすることができます。また、書類を集めるだけではなく、名義変更には費用がかかることも忘れてはなりません。大きな額が取られるわけではありませんが、登記事項証明書、住民票、戸籍謄本、評価証明書などの証明書代、登録免許税などがかかりますし、役所に通うときには交通費もかかります。

また生前贈与として相続し、名義変更する場合も、必要書類を集めて法務局に提出することは同じですが、書類が少し異なります。生前贈与では以下の書類が必要です。

・贈与者(この場合は親)の登記権利証、印鑑証明書
・受贈者(この場合は自分)の住民票
・贈与契約書
・所有権移転登記申請書
・固定資産評価証明書

かかる費用としてはやはり、証明書代や役所に通うための交通費などが考えられるでしょう。相続と生前贈与のいずれにしても、手間や時間、費用がかかることは頭に入れておきましょう。

このように相続した不動産を売却するには、費用がかかったり、時間や手間がかかったりするため、人によってはデメリットに感じることもあるでしょう。なかには、名義変更を行わず、そのまま不動産を持つことを考える人もいます。しかし、名義変更を行わないことには、いくつかのデメリットがあります。

名義変更をしない不動産をそのまま持つとどうなる?

不動産の遺産相続において、必ず名義変更をしなければならないということはありません。たとえば売却しないでそのまま不動産を譲り受ける場合、名義変更せず持っていても問題はないのです。さらに、名義変更をすること自体に決まった期限はなく、たとえ何年後であってもきちんと書類をそろえれば、名義変更は可能です。

しかしながら、名義変更せずにそのまま不動産を持つということは、トラブルを引き起こす原因にもなってしまいます。名義を変えていない場合、所有者ではないので不動産を売買することはできませんし、お金を借りる時の担保にすることもできません。

また、何年も経って兄弟に家族ができたり、自分に家族ができたりすることで相続人に意見する人が増え、事態が複雑になってしまうこともあります。現在、特にする必要を感じなくても名義変更をしておくことは、将来のトラブル回避にもつながるのです。

相続した不動産に住んでいるわけでもないのにそのままにしておくことで、毎年相続人に固定資産税がかかったり、不動産の価値が下がり、いざ売却するときに高く売れなかったりすることもあります。いずれ売却するのであれば、早めに名義変更を済ませて売却をすることをおすすめします。

専門家のアドバイスを受けよう

早めに名義変更をしたほうが良いとはいえ、忙しくて時間が取れない人や、手間がかかることで億劫になってしまっている人もいるでしょう。

これまでに説明した通り、不動産を相続する場合の名義変更は、書類を集めて提出をすればできるため、自分自身で行うことが可能です。しかしながら、時間がない人や面倒な手続きが気になっている場合は、相続の専門家に任せたほうが安心です。

相続手続きに慣れている専門家を頼ることで、手間や時間を省くことができます。また、時間をかけることができても、相続の状態によっては手続きが複雑になっている場合もあります。そのような場合でも専門家に任せればスムーズに手続きを進めることが可能です。

もちろん依頼費はかかりますが、売却の手間や売却で手に入る金額を考慮すると、決して高い金額ではありません。業者によって金額は少しずつ変わりますから、比べて考えてみるのも良いでしょう。

不動産相続は正しい知識で

不動産相続をするときは、ただ物件や土地をもらえば終わり、というわけではありません。きちんと契約を結んだり、名義を変更する手続きを進めたりする必要があり、正しい手順で相続を進めなくてはなりません。

しかし、不動産相続や相続した物件を売却するという経験がある人は、ほとんどいません。相続したり売却したりする人のほとんどが、そのとき初めて行うことが多いです。そのため、独学で手続きを進めると、損をしたり、失敗をしたりして余計に費用や時間がかかってしまうケースも少なくはありません。

また、自分で最後までやり通すには根気も時間も必要になってくるため、難しいと判断した場合は、専門家に相談することをおすすめします。
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