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(※敬称略・順不同)

カジヒデキ(ミュージシャン)

さすが大ベストセラー小説の映画化。奇想天外な人生を歩んで来たお爺さんの、物凄く奇想天外な100歳のお誕生日は抱腹絶倒!
爆弾や殺人など一見ハードでブラックなストーリーのあちこちに、スウェーデン映画らしい可愛さや温かさがあって、このお爺さんを愛さずにはいられません。ハッピーバースデイ、アラン!

100歳になったら?

ショートパンツにボーダーのシャツを着て、ギターを持って歌っていたいですね。それで100歳の誕生日に、その服装でスウェーデンの友人達を訪ねて旅をするんです。
「Ska vi fika?」なんて言いながらね。

綾戸智恵(ジャズシンガー)

一見行き当たりばったりな人生にみえるけど、ちゃうちゃう、かなり全力や!モンティパイソンタッチなコメディやのに生き方のチャンス山ほど見せてくれる。破天荒なだけやなく心はもっとすげー!!愛についてのコメントが尊敬できる100歳やった!

100歳になったら?

だから映画が言ってるでしよ、考え過ぎずなるようしかならんて!アホな質問や。

森百合子(コピーライター/「北欧のおいしい時間」著者)

可愛い北欧とか、ほのぼのする北欧を期待していったら裏切られます!でもこれぞ純度100%のスウェーデン流コメディ。私が北欧人らしいと思う行動の一つに「真顔でジョークを言う」というのがあって、この映画はまさにそれ。映画が始まってしばらくは「…これ、笑っていいのだろうか」の連続でした。北欧コメディモードに慣れてくると、もう笑いが止まらない。100歳の主人公、痛快なアランの人生。アランに会えて良かった。この先の人生、大変なことがあったらアランを思い出すことにします!

100歳になったら?

100歳になってもいい音楽を聴いて、できれば踊って、アランみたいにアクアヴィットを飲んで、好きなものを食べられたら最高ですね。あとモロサーとかモロフォーという言葉があるようですが、100歳になったら「モロヒャクです」って言いたいです。

美波(女優)

心臓に毛が生えている男の話。
ラスト、百歳のアランが最も美しいと感じた事、彼の人生では見つけることが出来なかったのだろうか。
観終わって、自分の人生をこの上なく愛せそうな気持ちになる。

浜村淳(パーソナリティー)

100まで生きると枯れてくる。情慾、物慾なにもない。なのに大金もつがゆえ、ギャングのやつらが追い廻す。巨象よ闘え!ふみつぶせ、バクダン火を噴け、ふっ飛ばせ!ジジイをなめたら命がないぞ!

100歳になったら?

いままで通り、しゃべってしゃべってしゃべり通して慾望ギラギラで長生きしたい。枯れたくない!

白澤卓二(順天堂大学大学院 医学研究科 加齢制御医学講座 教授)

映画『100歳への華麗なる冒険』を拝見しました。はつらつと100歳の人生を生き抜く主人公、アランの自由奔放な生き様が見事に演じられていて感動した。
日本でも百歳以上生きた百寿者人口が増えていて、元気に100歳を迎えるチャンスが増えているだけに、リアリティをもって見ることができた。
百歳の誕生日を迎えたときにこれほどまでに飄々と生きられたら本望だろう。聴衆を引きつけ、昔の経験をもとに様々な局面を切り抜けていくプロットも楽しく仕上がっている。久々に楽しめて自分の老後も明るくなる映画だった。

100歳になってもやめれない事は?

本の就筆、ワイン作り、旅行。

ヘレンハルメ美穂(翻訳者/「ミレニアム」シリーズ)

とにかくハチャメチャなお話。難しいことを考えずに楽しむのが正解なエンターテインメント。笑っていいのかどうか迷ったら、笑ってしまいましょう……。アランの「なるようになる」「考えたってしかたがない」精神が痛快です。

この映画を見ていると、歴史ってひょっとして、こんな成り行きと勘違いと偶然の積み重ねでできているのだろうかと、ふと思ってしまいますね。

主演のロバート・グスタフソンは、スウェーデンで「最も面白いコメディアン」に選ばれたこともある、人気コメディアンです。彼の飄々とした演技が、アランのキャラクターにぴったり。コメディアンとしての彼は、おおげさなほどの演技や下ネタで笑いをとるタイプです。ものまねの名人でもあり、そういえばお年寄りを演じるのも上手いのでした。この映画でも、老人メイクや歩き方、姿勢など、見ものです。

アラン以外の登場人物も強烈です。とはいえ、みんなどこかネジのはずれているような人たちなのに、スウェーデンではそのへんにいそうだとも感じるから不思議です……

100歳になってもやめられない事は?

旅行でしょうか。「どこかに行きたい」と思うことは、きっと100歳になってもやめられないのではないかと思います。実際に窓から逃げるかどうかは別として。本や映画である程度、その欲望を満たせるといいのかもしれませんね。

小堺一機

“人は誰でも小説を一本書ける。自分の事を書けばいい”という名言があります。そのお手本の映画です。この世界の全ての人の人生は素晴らしい、それに気づかせてくれる映画です!!誰でも人生を振り返られる!ありがとうアランじいさん!!

100歳になったら?

ウルサイジジイでいたいです!!
物わかりのいいジジイは若者を育てないから、僕の若い頃に沢山いた、ウルサイジジイになりたい!
若者はジジイに逆らって、新しいモノを創るのです!!
キラワレル元気ジジイでいたいです。

くさか里樹(漫画家/「ヘルプマン!」)

最後の最後まで自分であることのなんと痛快なことか!

100歳になったらしたいことは?

“恋愛”・・・かな!?
だってもう誰はばかることもないし。
妊娠の心配もないですしね!!

渡辺真理(アナウンサー)

不思議な映画なのです。「リラックスしよう」とか「自然体でいこう」とか口で言うのは簡単だけど、なかなか難しいもの。でも、100歳の主人公を見ていると、自然と肩の力が抜けていきます…。
やっぱり、不思議な魅力とパワーを秘めた映画なのです。

100歳になったら?

”余生”って、ヘンな言葉だなと思っていました。いいこともあるし、わるいこともあるけど、一生懸命働いて一生懸命生きて、やっと穏やかな晩年を迎えられると思ったら、”余りを生きる”なんて。
100歳になったら「これからが本番♪」と思えるくらい軽やかで温かい社会であったら…と願ってます。

杉江松恋(書評家)

こんな世の中ぶっ飛ばせ、と叫ぶ若者はうんざりするほど見てきたけど、本当にやる人間が出てくるとは!しかもご老人、白寿過ぎだ。胸にもやもやを抱えているやつ全員集合。アラン・カールソンに爆破してもらえ!