未成年でもマンション売却はできる!未成年が不動産売却するときの方法とポイント

売却の流れと基礎知識

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未成年者が中古マンションを売却する場合

中古マンションの売却をお考えの皆さんの中には、未成年者でマンションを所有している方もいらっしゃるかと思います。今の時代はネットで様々な取引を気軽にすることが出来ますので、未成年であっても自分で家で稼ぐことが出来る時代です。未成年でも、マンションを購入できる額がたまったら投資目的で不動産を所有しようと考える方も珍しいことではありません。しかし、未成年でマンションを所有する方の中には、祖父母や両親が突然亡くなったため、相続して突然マンションのオーナーとなるケースも多く見受けられます。祖父母や両親が突然亡くなっただけでも不安なことが多いのに、普通の学生である自分が、相続したマンションをきちんと管理することが出来るだろうかと不安に感じる方も多いのではないでしょうか。また、マンションを所有することを重荷に感じ、さっさとマンションを売却してしまおうと考える方も中にはいるでしょう。
今回は、未成年者が突然中古マンションの所有者になってしまったケースにフォーカスして役立つ知識をご紹介します。中古マンションは、中古といえども大切なあなたの資産です。中古マンションを相続したら、そのまま放っておくと宝の持ちぐされになってしまします。相続したマンションをどうしたら良いかが分からず戸惑ってしまう方も多いとは思いますが、相続した中古マンションをあなたの未来に活用できるように、今から基本的な知識を学んでおきましょう。

未成年者でも法定代理人を介すればマンションを売却することが出来る


中古のマンションを相続した場合、その物件に自分で住む、人に貸し出す、売却する、等の選択肢があります。相続したマンションが学校から近い、住むにはちょうど良い広さ・間取りだった場合、自分が暮らすのにちょうど良い物件であれば、無理に中古売却せずにそのまま所有して自分が住むのも一つの手です。その分家賃が浮きますので、都心などでしたらかなり住宅費を節約できるのではないでしょうか。しかし、まだ1人暮らし出来る年齢ではない場合や、家族で一緒に住みたいが十分な広さがない場合、相続した物件に住むと学校まで2時間以上かかる…など、様々な条件から、自分で住むことにより逆に生活が不便になってしまう場合は、相続したマンションを賃貸で貸し出すか、中古マンションとして売却することを検討するといいでしょう。中古でも人気のエリアなどのマンションは予想以上にいい査定価格で売却できるケースも多いです。築年数が経過した古い物件でも、周りに利便性の高い生活施設があったり、部屋からの景色が良かったりするだけでも、物件の価値は高まり、プラスの査定評価となることもあります。自分の判断だけでマンションの価値を判断せずに、売却査定サイトなどで、一度物件を査定してみるのがおすすめです。プロの目で様々な角度から判断して物件の価値を査定をしてもらうことで、自分の所有するマンションの価値を客観的に判断することが出来ます。自分が所有することになったマンションの価値を見出すためにも、売る売らないに関わらず、一度マンションを査定に出してみると良いでしょう。
ここでは、マンションの所有者が未成年で、所有する物件を売却したい場合についてご説明していきます。まず大前提として、未成年者がマンションを中古で売却をする場合、基本的には自分1人の判断で不動産売却をすることは出来ません。マンションは法定代理人を介しての売却になるということをまずはおさえておきましょう。不動産の売買契約は法廷行為となりますので、原則として未成年者が単独で売却することは出来ないのです。法定代理人を必ず介する必要があります。「法定代理人」とは、法律の規定によって定められた代理人のことです。未成年の場合は、“親権者”や“未成年後見人”が法定代理人となります。逆に言うと、法定代理人を介すれば未成年者がマンションを所有している場合であっても売却することは可能ということになります。相続したマンションを中古マンション一括査定サイトで売却予想価格を査定してもらうと、思ったよりいい査定価格がつくことがあります。この時「自分が大人になるまでは売却出来ない」という考えだけしかもっていないと、売り時を逃して安値で取引してしまうことになるかもしれません。ですので、未成年者でも法定代理人を立てればマンションの売却は出来るということを念頭に置いて、自分が所有するマンションを今後どうするかを検討しましょう。そのまま物件を所有し続けるのではなく、中古売却してそのお金を進学費用に充てることも、資産活用の選択肢の一つです。
相続したマンションの価格を査定したり、売却にあたっての必要な手続きは何があるのかを調べたりするなどして、未成年者だからと尻込みせずに、積極的に動いていきましょう。

法廷代理人を介して未成年者がマンションを売却する時の方法


未成年者が中古マンションを売却する場合、未成年者本人が売り主となる場合と、法定代理人が売り主となって代理で売却する場合の2つの方法が考えられます。
まずは、未成年者本人が売り主となるケースを例を挙げて考えてみましょう。例えば、未成年者がマンションを祖父から相続した場合。両親は、大学進学時の一人暮らしする時の部屋としてこのまま所有させておこうと考えていました。しかし所有者である未成年者は、ネットの一括査定サイトでマンションの査定価格を調べたところマンションが高額で売却できることが分かったので、マンションは売却したいと考えるようになりました。その際に、所有者である未成年者が、親をきちんと説得し、売却の許可を得ることが出来れば、マンションを売却することが出来ます。しかし、両親の許可を得られなかった場合、その売買契約は成立しないということになります。仮に無理矢理売買契約をすすめたとしても、後から取り消される可能性があることをしっかりと覚えておいてください。未成年者が中古マンションを売買するには必ず法定代理人の許可が必要となるのです。
続いて、法定代理人が売主となるケースも見ていきましょう。法定代理人が売り主となる場合は、所有者(未成年者である場合)の同意はなくても、売却することが可能です。相続した未成年者の同意が無くてもOKだなんて不条理なような気がしなくもないのですが、相続した未成年者がまだ言葉も話せない幼児である可能性もあることも考えると、所有者が未成年者の場合は法定代理人は本人の許可を得ずとも売却出来るという仕組みでないと困りますので、これは仕方がないことです。

親権者が法定代理人として売却する場合に必要となる書類とは


未成年者の場合は親権者である両親のどちらかが法定代理人となりますが、親権者が法定代理人としてマンションを売却する場合は、親権者であることを証明する書類も合わせて提出する必要があります。「わたしが親権者です」と名乗ったからといってその人が親権者であるとは限りませんので、売買契約書と共にきちんと親権者であることを証明する書類も添付しなければならないのです。
ですので、未成年者が所有するマンションを代理で親が売却する場合は、戸籍謄本と住民票が必要となります。マンションの中古売却をすることを決めたら、まずは両親のどちらかに売却することの了承を得ましょう。そしてスムーズにマンションを売却するためにも、親権者であることを証明するための戸籍謄本と住民票は時間の余裕を持って用意しておきましょう。

両親が亡くなっている場合、店印写はマンションを売却出来ない?


親がまだ元気で、両親が親権を持っている場合は、未成年者の法廷代理人は親が担いますので話が早いのですが、例えば親権をもつ両親が事故などで一緒に亡くなってしまった場合などは、未成年者の親権を持つ人が1人もいないケースが発生することも考えられます。未成年者に親権者がいない場合は、家庭裁判所は申立てにより“未成年後見人”を選任します。未成年後見人とは,親権者と同じく未成年者の法定代理人です。契約等の法律行為は未成年後見人が行うことになります。
ですので、未成年者の親権者が亡くなってしまっている場合でも、未成年後見人を選任することにより、不動産の売却をすることは可能ということが言えます。

子から親へマンションを売却する場合


それでは未成年者である子どもが、他人ではなく親にマンションを売却する時はどうなるのでしょうか?親が親権者である場合、未成年者である子どもの法定代理人ということになりますが、買取価格は親が決めてしまうことが出来るのでしょうか?例えば、一括査定サイトなどで売却予想価格が5000万円のマンションを、500万円で子どもから買い取ることはできてしまうのでしょうか?逆に子どもの利益を追求して、1億円で買い取ることも出来てしまうのでしょうか?ご安心ください。答えはNOです。子どもが未成年者の場合で親に不動産を売却する時は必ず“特別代理人”を選任する必要があります。特別代理人は家庭裁判所が選任しますが、特別代理人を申し立てた時に、候補者を記載することが出来ます。親族の中から候補を挙げることも出来ますし、司法書士などの第三者を候補者として申請することも出来ます。

中古マンション売却には一括査定サイトがおススメ


未成年者が中古マンションを売却するためには、法定代理人(親権者や未成年後見人)を介する未成年者でも不動産の売買が可能であることをここまでお伝えしてきました。
未成年者とはいえ高校生にもなりますと、親権者であるご両親よりも、マンション売買に詳しい方も多いかと思います。中古であるとはいえマンションは自分の資産でもあるわけですから、このままただ所有するのではなく、売却したほうが得であるということを両親にしっかりと説明することが出来れば、売却に同意してもらえる可能性は広がるでしょう。
両親よりもネットにも精通している世代ですので、逆に両親よりも積極的に動くことで精度の高い情報が集められるかもしれません。信頼できる不動産会社を自分1人で探し出すのはとても大変なことですが、一括査定サイトを利用すれば複数の不動産会社が売却したい物件を査定してくれます。自分のニーズにあった不動産会社と出会える可能性が高まりますので、是非登録の上活用してみてください。

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