室蘭工業大学に入学が決まったら、ご実家が遠方の場合は、大学近くの通学しやすい場所に住む事になると思います。
その際、どこに住めば良いのか、自分に合う住まいはどんな所なのかと迷うことでしょう。
迷った時の選択肢として寮や下宿、賃貸アパートやマンションがあります。
今回は室蘭工業の大学の寮である明徳寮・明凛館と、その周辺にあるアパートや下宿をそれぞれ長所短所を含め比較していきます。
室蘭工業大学の寮 明徳寮と明凛館について
室蘭工業大学には男子学生用の「明徳寮」と平成23年に新設された女子寮「明凛館」という2つの寮があります。室蘭市、登別市、伊達市以外の遠方から通う学生のために毎年新入生の入寮を募集しており、明徳寮は363名定員1部屋3名まで、女子寮の明凛館は定員51名で個室になっています。
まず、寮に住むメリットは、家賃や光熱費を最低限に抑えられるという事です。
室蘭工業大学のHPによると2019年4月現在、男子の明徳寮は毎月の寄宿料が6,500円、光熱水費6,300円、雑費2,600円です。
女子の明凛館では毎月寄宿料が13,200円、光熱水費等が12,100円となります。
室蘭工業大学の寮に住む場合、24時間人が近くにいるので寂しくはないですが、プライバシーはほとんどありません。しかしながら明徳寮は平成22年に改装されて1部屋3ユニットに区切られそこに机、本棚、収納、ロフトベッドが配置されているので、プライバシーが守られるようになったと評判です。ちなみに女子は全室個室となっています。
寮で集団生活をすることは人間関係や人の価値観などの社会を学ぶ事に大いに役立ち、そこで生まれた絆は生涯かけがえのないものになるではないかと思います。
最近では留学生や大学院生も入寮しているので、国際色豊かで年齢も幅広く様々な個性の学生が生活しています。明徳寮での生活は国や年齢を越えての関係ができて楽しい寮生活だと評判です。
人付き合いが苦手という方でも、同じ室蘭工業大学で学び、生活を共にする仲間とは仲良くなれることでしょう。
入寮についてのご質問は、
室蘭工業大学学務課学生支援係
TEL : 0143-46-5130-5129 FAX : 0143-44-0981
E-mail : kousei@mmm.muroran-it.ac.jp まで。
室蘭工業大学の寮を利用しない 下宿・アパートの暮らし
明徳寮も明凛館もそれぞれ定員と審査があります。そのため、入れなかった場合は周りにあるアパートやマンションや下宿に住むことになります。
室蘭工業大学周辺の賃貸アパートなどで一人暮らしとなると、家賃は場所や広さ、築年数によって異なるものの、大体2万~5万円位で、それに共益費、さらに自分の生活費、光熱費などがプラスされます。
その他では朝と夜の食事が付いた下宿もありますが、価格的に周辺の平均を見ると、家賃+光熱費+食事代で、28000円~33000円位になります。
室蘭工業大学の明徳寮・明凛館と賃貸アパートを比較すると、やはりお金の面は寮の方が安く済ませることができます。
ちなみに下宿は、室蘭工業大学の寮と同じく部屋にバス、トイレは無く、共同の所が多いです。しかし、最近ではバストイレ付きでプライバシーが守られる一人暮らしのアパート型もあります。
寮や下宿でお風呂やトイレが共同の場合は、朝は人が集中したり、先輩に順番を譲ったりして気を使います。自分の使いたい時に自由に利用するのを遠慮して生活に支障が出るかも知れません。一方、室蘭工業大学付近の賃貸アパートで一人暮らしだと自分専用なのでそのような問題から解放されます。
自由に使えない事や待ち時間などがストレスになる人は両親に仕送りの増額をしてもらったり、アルバイトをしたりして多めに家賃を出すことになっても賃貸アパートで一人暮らしをする方が良いのではないでしょうか。家賃15000円から幅広い価格で展開しています。
少しお金がかかっても一人暮らしをするか、節約のために寮や下宿に住むか、
自分がどのような大学生活を送りたいのかじっくり考えてみましょう。
アパートのお部屋探しは生協を利用
室蘭工業大学に入学が決まってお部屋を探す際、近くの不動産屋やインターネットなどで探す事になりますが、大学の生協や新入生センターでも案内をしています。
生協で配布や合格通知とともに送付される小冊子「ROOM GUIDE in MURORAN」では住居案内の他に部屋を契約するまでの流れなども紹介しています。
生協のHPからも閲覧できるので事前に現地に行けない場合はこちらでもチェックしてみましょう。
実際にお部屋紹介してもらう際には生協の加入が条件となります。
入会金年会費がかかるので迷うと思いますが、在学中はミールカードの購入や、買い物など何かと利用することになるので入会する事をお勧めします。
まとめ
明徳寮は、相部屋だけど多少プライバシーは守られるようになったことと、
家賃がとにかく安いということで評判でした。
相部屋でもいいので家賃を安く抑えたいという方は、室蘭工業大学の学生寮に入居が良さそうです。
多少家賃が高くても一人の空間を大切にしたかったり、インテリアにもこだわりたいという方はアパートやマンションなどで一人暮らしがいいですね。
その他、最近ではベッドなどの家具や暖房器具などの電化製品付きアパートも増えていますので、新生活のためにわざわざこれらを揃える必要もありません。
入居時に家具が無い分引っ越し代も安く済みますし、退去時の処分方法を考えなくて良いのはかなりのメリットでしょう。
ただ、電化製品やインテリアにこだわりが強い人には向かないのでそのような場合は家具電化製品付き賃貸アパートは避けた方がよさそうです。
お部屋が決まったら、引越しの準備が必要になりますよね。
最近CMでおなじみの引越し侍で引っ越し費用を見積もりすることができます。
どれくらいの費用がかかるか確認してみてくださいね。