マンション売却チラシの内容は本当?見込める反響とは!チラシの実際例

中古マンション売却マニュアル

不動産売却一括査定「イエイ不動産売却査定」

毎日のように、マンションのポストには色々なチラシが投函されています。その中でもかなりの割合を占めるのがマンション売却のチラシです。実際にマンション売却を検討されている場合にはじっくりとその内容をご覧になった方もいらっしゃるでしょう。

では、そのマンション売却のチラシを手に取った後、その内容に反応する人はどれ位いるのでしょう。その反響は、いったいどれくらいあるのでしょうか。

実は、反響率はすこぶる低く何千枚配って1件あるかないか、という低い割合です。しかし毎日のように色々な不動産会社からチラシが投函される事実を考えると、売却チラシにもそれなりの効果があるように思えます。

 

さて今回は、実際にポストに投函されているマンション売却チラシについて、いくつか具体的な例をあげて見ていきながら、マンションを売却する上での効果的なチラシについても考えていきたいと思います。

マンション売却チラシの内容は?

不動産業者からのチラシをご覧になってお気付きの方も多いかもしれません。マンション売却チラシには、売り物件募集のチラシと、実際に売り出すマンションの間取りや価格が載っている売却チラシの2つのパターンがあります。

売り物件が掲載されたチラシは、主に売却物件の近隣エリアの居住者をターゲットとして配布されます。チラシには、物件概要、価格、間取り図、物件周辺地図、不動産会社の連絡先などが掲載されています。

配布されるチラシの割合としては、売り物件掲載チラシよりも売り物件募集のチラシの投函の方が多いように感じられます。マンション売却物件募集チラシの「対象者」ははもちろん、「マンション売却を考えている人」、という事になると思います。不動産の仲介を主にしている不動産業者は、実際にモノを仕入れて売るという商売ではなく、売買の仲介を成功させて成功報酬を得るという商売です。ですから、まずは売却物件を見つけて仲介をしなければ利益を上げる事が出来ないのです。

ではどのような売却物件募集チラシがあるのか、具体的に見てみたいと思います。

 

マンション売却無料査定・FAX査定シート付きチラシ

裏表両面に印刷がある場合もあります。チラシのどちらか一面が、売却の無料査定のためのFAX記入シートになっています。売却したいマンションなどの情報を記入して不動産会社にFAXすると、担当者から査定金額などの連絡がくる、という流れのようです。

 

査定シートには、以下の項目を記載します。

 

・「物件の種別」 マンションなのか、一戸建なのか、土地なのか

・「物件所在地」

・「マンション名  部屋番号(階 号室)」

・「建物(専有)面積 ○○㎡ / 建築年月・間取り)」

・「土地面積 ○○㎡」

 

以上の必要項目以外に、もちろん自分の氏名、住所、電話番号などの連絡先も必要です。

 

マンション売却を考えている人に、査定を促すためのチラシです。大手の不動産会社の広告などで、一番よく見かけるのがこのチラシかもしれません。

 

マンションを売却する場合などは特に金額が大きいこともあり、大手の不動産会社は安心感がある、という方も多いでしょう。初めて聞く知らない不動産会社よりも、聞いたことのある名前の方がより頭に残りますし、毎週のようにチラシを投函することで、マンション売却を考えた時に、「そういえば、近所に大手の営業店があったな」と思い出してもらえる可能性が高いのかもしれません。

無料査定で特典付きも!マンション売却相談会チラシ

「マンション売却個別相談会開催のお知らせ・土日開催・相談料無料」

マンション売却を考えているが具体的にはよく分からない、など不安のある人が、何かのついでに気軽に寄ってみようかな、と思ってしまいそうなチラシです。

 

詳しくチラシの内容をみてみましょう。

 

・「このような方は相談会にお越し下さい」

・マンションがいくらで売却できるかしりたい

・売却はまだ先の話だけれど、どうすればいいのか知っておきたい

・売却するとは決まっていないけれど、相談してみたい

・マンションの住み替えってどうしたらいいの

・マンション売却について何もわからないので不安だ

・「あなたのマンション売却に関するお悩み、解決いたします」

 

中には無料の査定を申し込むと、特典が付くと書いてあるチラシもあります。

 

初めてマンションを売却する人にとっては、分からないこと、不安なことだらけ。このような誰しも初めての際に感じる疑問や不安を列挙することで、自分の悩みに応えてくれそうな期待を持たせる内容になっています。この不安を解消するために、相談に行ってみようと考えさせる「動機付け」になっています。

さらに成約しなくても査定を申し込むだけで特典がもらえるとなると、「ついでに査定もしてもらっておこうか」と思ってしまいますね。

売却マンション名・地域名限定チラシ

実際に売却を検討している方にとっては、地域名や駅名、マンション名で限定されると自分に言われている気分になるかもしれません。FAX査定シートのチラシと同様によく見かけるチラシです。これは売却募集マンションや地域を限定して撒かれるチラシです。

 

「〇〇小学校」学区域限定で売却マンションを募集しています!歯科医のご家族が至急お住まいをお探しです!

 

社宅をお探しの会社社長からの依頼です。○○地区周辺で70㎡程度のマンションを二部屋ご希望です。

 

以上のような地域を限定したチラシの他にも、もっとピンポイントに、マンションを限定した売却物件募集のチラシもあります。

 

「○○(マンション名)限定で、マンションを探しているお客様がいらっしゃいます。

現在お近くにお住まいですが、生活圏を変えないでより立地条件の便利な○○(マンション名)をご希望です。」

 

「親御さんがお近くにお住まいのため、○○(マンション名)限定で、お住まいをお探しです。売却の諸条件などご相談させていただきますので、ご売却をお考えの方は至急ご連絡下さい」

 

この地域限定、さらには、このマンション限定で、という内容のチラシです。すぐにでも買い手がつきそうなイメージを持たせる事で、売却を急いでいる方や売却出来るか不安になっている方などに向けて、売却の相談をしたくなるような「動機付け」をしているチラシになります。

 

「対象者」を限定し、「あなただけ、あなたのマンションだけ」といった特別感を持たせることで、「自分のマンションは人気がありそうだからすぐにでも売却出来そうだ」と考えさせる効果も狙っているのでしょう。顧客を掴んでいるなら売却も容易に出来そうだからと、ついこの不動産会社に連絡をしたくなってしまう、そんなチラシです。

マンション売却チラシの内容は本当?

売却物件募集チラシについて具体的に見てきましたが、チラシによっては「何となく怪しいな」と感じてしまった方もいらっしゃるのではないでしょうか。

「不動産業者が売却物件の情報を得たいがために適当な話を作っているのでは?」

もちろんそういう可能性はゼロというわけではないでしょう。しかし、不動産の広告で売主や買主に誤解を招くような表現をする事は宅建業法で禁じられています。

 

宅建業法32条「誇大広告等の禁止」で定められている内容を簡単に触れておきたいと思います。

・誇大広告等の禁止

実際よりも優良であると誤解させるような誇大表示を禁止しています。実際にその広告で騙される人がいなくても、虚偽の広告を出した時点で違反となります。また、物件のデメリット(欠点)を隠して表示しなかった場合も規制にかかります。

・おとり広告等

実際には売却する意思がないのに非常に優良な物件を広告に載せているものが「おとり広告」です。それに惹かれて問い合わせた客に別の物件を勧めて契約させようとする事を目的としています。

 

また、この法律よりもさらに細かいルール「不動産の表示に関する公正競争規約」として不動産業界独自に自主的な規制も定めています。このように不動産の広告に関するルールは、他の業界と比較しても厳格で非常に厳しい規制がされていると言えます。

そのように厳しく規制が行われている背景には、ありもしない物件の広告を出して客を集めようとしたり、実際よりも良いと見せかける広告を出したりといった事で売主や買主が多大な損害を被りそれが問題化したからです。

しかし、実際のところ、おとり広告や誇大広告が全くのゼロになったというわけではないのも事実でしょう。「何とか媒介契約を結びたい」「売却物件の情報を手に入れたい」という一心で巧妙に規制の網をくぐり抜ける業者も中にはいるかもしれませんので、チラシの内容に関しては一定の注意を払っておくべきでしょう。

マンション売却にはどんなチラシが効果的?

実際にマンションを売却しようとしている場合には、どのようなチラシが効果的なのでしょうか。

マンションを売却するための実際の広告活動は、売主が直接行うわけではなく仲介を依頼した不動産会社が行います。業者が行う広告活動には、チラシを作成してポスティングする他にも、レインズ(不動産流通機構)への登録や、自社のホームページ掲載や不動産ポータルサイトへの掲載といったインターネット上での広告もあります。

まずはレインズへの登録は必須でしょう。レインズは、国土交通省指定の不動産流通機構が運営する不動産流通システムで、売却物件の情報を登録することで他の多くの不動産会社が情報を共有する事ができます。しかし、レインズが利用出来るのは不動産業者のみで、一般の人は検索する事が出来ません。インターネット上にも広告を出すことで、一般の人に対しても売却物件の情報を広げる事が出来ます。

インターネットに登録してもらえばチラシは不要なのでは?と思ってしまう方もいらっしゃるかもしれません。しかし、紙のチラシもターゲットを絞り込む場合には有効です。

住み替えを考えている場合に、まずは住み慣れたエリア内で物件を探している方は多くいらっしゃいます。例えば、子供が幼稚園や保育園に通っていたり小学生だったりする場合、小学校の学区を変えたくないと考えている方も多くいます。また、近隣で評判を聞いたので、入学前に人気のある小学校の学区に引っ越したいという需要もあるでしょう。ですから、売却したいマンションがファミリータイプの場合、近隣エリアを中心にチラシを配ることでそのようなターゲット層にアピールする事が出来るのです。

 

ここで、不動産業者にマンション売却チラシを作成してもらう際に売主が気をつけたいポイントがあります。

売却価格は気持ち高めに設定

売主は出来るだけ高く売却したいと考えますが、買い手は逆に少しでもお得に購入したいと思っています。人気のレア物件で購入希望者が殺到しているのならともかく、そうでなければ値下げを交渉される事がほとんどでしょう。マンションの売買では値切られるのは当たり前だと考えておいた方がいいでしょう。ですから、最初から売却価格を若干高めの価格に設定しておいた方が無難です。ただし、価格の設定が高すぎてしまうとそもそも購入希望者が現われません。ここは周辺の物件相場を確認しつつ不動産業者の担当者ともよく相談した方がいいでしょう。

売主にしか分からない魅力をアピール

購入希望者に届くような物件独自の魅力をアピールしましょう。実際に住んでいた人にしか分からない物件の魅力があると思います。チラシを見た人が「何か良さそうだから内覧してみよう」と思わせる動機付けとなります。希望するエリアと間取りが合致していても、実際に内覧に訪れようとするまでには、何か積極的な動機が重要です。人はより具体的なイメージが沸くと、実際に行動に移しやすくなります。

購入希望者がその物件を購入した後の生活を想像できるように、より具体的な情報を盛り込むのです。例えば夏には花火大会がベランダから見られる、人気のある●●小学校の学区であることや、土日や夕方も診察可能な小児科が近所にある、最寄り駅に直結している24時間営業のスーパーがあるなど、具体的にアピール出来る点は色々あると思います。担当者と相談して、ルールに沿った形でチラシに載せてもらうとより効果的でしょう。

まとめ

今回は、マンション売却チラシについて、その内容やマンションを売却する際にどんなチラシを作成してもらえば効果的なのかについて見てきました。マンション売却の広告活動は仲介する不動産業者が行いますが、どのような広告活動をしてくれるのかは売主もしっかり確認する事が必要です。広告活動を熱心に行ってくれる信頼できる不動産会社の出会うためには、まずは複数の不動産会社から査定をとる必要があります。2019年最新マンション売却一括査定ランキングをチェックして人気の査定会社で一括査定を取りましょう。また広告の内容についても担当者とよく相談しつつ、購入希望者に届くように積極的に物件の魅力をアピールしましょう。

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