中古マンション売却査定のポイント (217) ペットを飼ってるなら??

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ペットを飼っていると売れない?中古マンションの売却と注意点について徹底解説

今や、3世帯に1世帯は犬や猫や、何らかのペットを飼っている時代です。平成11年ごろには半数ものマンションがペット全面禁止と言っていましたが、現在ではおよそ9割ものマンションが種類やサイズなどを限定してはいるもののペット可を謳っています。
中古マンション市場は、実に、ペット可のマンションがあふれています。そこで、マンションを購入した当初は犬や猫などのペットを飼う方も多いことでしょう。しかしながら、転勤や家族が増えるなどで住み替えをしたくなった時に、マンションを売却しなければいけません。
その際に、「ペットを飼っていた」ということが、査定金額に響いてしまうので、要注意です。
動物が好きな人が気にならないことでも、動物が苦手な人が気になってしまう点が多々あるため、修繕やニオイなどきをつけなければ、高い査定金額がつきません。
この記事では、
・ペットを飼っていると中古マンションの査定金額は相場よりどのくらい下がってしまうのか?
・ペットを飼っている中古マンションを売却するときの注意点は?

などについて、わかりやすく解説します。

現在のマンションはほとんどがペット可


1.人は本能的に動物を育てたい
平成11年ごろには、ペット全面禁止のマンションが半数あったと言います。しかし、現在新築で建てられるマンションの多くはペット飼育可です。もっとも、小型犬や中型犬、または猫などサイズに限りはありますが、ペットを飼うこと自体は禁止していません。マンションによってはルールがあり、マンション内の廊下やエレベーターは抱いて歩くなどの決まりがあります。
ペットを飼うことが今急に普及し出したわけではありません。
そもそも、古代エジプトのミイラには、女性と動物が一緒に埋葬されていたり、人間がペットを飼いたがる行動は昔から見受けられるのです。
人は、群れて、食べ物を分け与えることで生き残り続けてきたという太古の記憶があり、本能的に、仲間に食べ物を分け与えることは喜びである、という気持ちがあるようです。
そのため、親が子に食事を与えることも喜びですし、飼い主がペットに餌をあげて一生懸命に食べる姿を見守ることで、飼い主は癒されているのです。
昨今は、結婚しない人や、子供ができない、または子供を作ることを選択しない夫婦も増えています。独居や夫婦2人暮らしの家庭が増えることと、ペットを飼育したい要望が増えることは無関係とはいないのかもしれませんね。
ペットと暮らしたいと需要が増えたからこそ、この20年で、ペット可の物件が激増した要因です。

2.ペットを中心に考えたマンションもある
マンション業界も、このようなペットブームの動向をしっかり見届けていて、ペットに優しいマンションが誕生しているのも事実です。
例えば、共用部に犬の足洗い場があったり、犬が待機できるリードフックが付いていたり、部屋は消臭クロスが完備、床は肉球が滑りにくいようにコーティングしてある物件もあるほどです。
ここまで、至れり尽くせりのマンションの場合は、最初から「ペットが飼えるマンション」として売り出していますから、たとえ、ペットを飼っていたからといって、中古マンションとして売却しようとしたときに査定金額が大幅に下がることは考えにくいです。

3.古い中古マンションでペットを飼っていると査定金額が下がる
一方で、気を付けなければいけないのは、築年数の古い中古マンションです。
築年数の古いマンションの場合、たとえペット可と言っていても、ペットを飼うことを想定していません。当然、人が住みやすいように設計されていますが、ペットを飼ったばかりに、フローリングに傷がついたり、壁紙が破けたり、匂いがしみついてしまったりというようなことが起こります。
この、傷や匂いは、査定金額に大きな影響を及ぼします。
マンションで動物を飼う場合には、新築でも中古でも、いずれは売却する可能性を秘めていますから、次の章で説明する、注意点をぜひ早めに実践することをおすすめします。

ペットを飼っていても、中古マンションの査定金額を下げない予防方法


1.床にはカーペットを敷いておく
フローリングの床を守るためにカーペットを敷くことは、フローリングの傷防止になりますし、滑りにくくなりますから飼い犬のヘルニア予防にもなります。

2.ペットの爪のお手入れはマメに行う
犬や、猫の爪をこまめにカットすることは、飼い主がひっかかれないためにも大切ですが、家を守ることにもつながります。

3.購入時にコーティングしておく
これは購入時にするのが一番手間がかかりませんが、コーティングをして、傷がつきにくい状態にしておくことも非常に有効です。滑り止め加工もあれば、犬や猫も快適に暮らすことができます。

ペットを飼っていた中古マンションを高く売却するためにできること


1.ノミやダニの駆除
間取りや立地を気に入ってくれた買主が、ノミやダニアレルギーだったらどうでしょう。動物が苦手以前の問題で、健康被害を及ぼしかねません。
なるべく多くのひとが、あなたの中古マンションを購入視野に入れてもらえるように、ノミやダニの駆除はなるべくしっかりと行いましょう。
床がフローリングではなく、カーペットという場合には特に念入りに行うことをおすすめします。
駆除の方法は、出かける際などに市販の燻煙剤などを使って、部屋中のノミやダニを退治しましょう。帰宅後は掃除機をかけることを忘れずに。最近では、煙の出ないタイプもありますから、火災報知器の心配もありません。

2.壁紙の張り替え
一番ペットの匂いが染み込むのは、壁紙です。ここはお金をかけて消臭クロスに貼り換えましょう。壁紙をはりかえることで、猫のひっかき傷も解消されます。

3.床や柱のひっかき傷の修繕
特に猫を飼っている中古マンションですと、猫の習性として爪を研ぐこともあり、床や柱、建具などに傷がついている場合もあります。
このような目立つ傷は修繕するか、交換するなど行い査定に備えましょう。

買い手が一番気にするのはペットの匂い

1.匂いは買い手が嫌がるポイントの一つ
中古マンションを内見すると、住んでいる人は気が付かないけど、他人が匂いに気が付く場合があります。
動物が好きな人は全くきにならないことでも、動物を飼いなれていない人には、独特の動物臭が苦手と感じ、購入を見送られることもあります。
しかしながら、匂い一つとっても、ペットだけではありません。タバコが嫌いな人もいれば、日当たりが悪い物件ですとカビ臭い場合もありますから同様に言えることではあります。
しかし、当初からペットを飼う目的でマンションを購入していれば消臭クロスのマンションである場合もあり匂いの心配は少ないです。築年数が古いマンショですと、消臭クロスではない場合が多いですから、よりペットの匂い除去に気を付ける必要があります。

2.ハウスクリーニングを利用する
ペットを飼っている家の消臭ができる、ハウスクリーニング業者がありますので、利用するのも一つの手です。
強い臭いがある場合には、消臭工事を行う業者もいます。その場合、石膏ボードをはがしたり大掛かりなものになりますから、ご自身のマンションの臭いの強さをまずはご確認ください。
ただ、本当にペットの臭い強い場合には、消臭工事を行っても、壁の素材そのものに老いが染み込んでいしまっていて、完全には取れません。
その場合には、買い手は動物が好きな人を探すことも検討してみましょう。

ペットを飼っていた中古マンションをいざ売却する時には


これまでの記事で、傷や臭いが中古マンションの査定に大きく響くため、査定金額が下がる可能性があることを説明してきました。次に、いざ、売却する時にはペットを飼っていた中古マンションはどのように売却するとよいのか説明します。

1.ペットを飼っていたことを内緒にしない
ペットがマイナスイメージになるかもしれないから、最初から言わないでおこう、と思われるかも知れません。
しかしながら、買い手は内覧の時に、何人かは違和感に気が付くと思います。そこで正直に答えないと不信感を生むことになり購入を見送られてしまうかもしれません。
たとえ正直に言っても、臭いがあるくらいで、相場より若干安いのなら購入すると決めてくれる人も中にはいるでしょうから、必ずしもネガティブにならず、事実は正直に話しましょう。

2.どうしても臭いが取り切れない場合は、ペット歓迎マンションとして売却
先ほど言ったように、ハウスクリーングをしても、消臭工事をしても臭いがしみつき過ぎていて取り去ることができないこともあります。大き目な犬を飼っている場合だとどうしても臭いが強く残ってしまうようです。
その際は、ぜひ、犬好きな人を募集してしまいましょう。そして、犬を飼いながら、快適にマンション暮らしをしてきたことをアピールしましょう。近隣のドッグランや、公園、ペットショップ、動物病院など気さくに教えてみてはいかがでしょうか。犬が好きな人は多いですから良き買い手に巡り合えるかもしれません。また、中古マンション購入を気に犬を飼ってみたいという人にもペットの知識は魅力的に映ると思います。

3.内覧時には、ペットは外出させる
普段は大人しい飼い犬や飼い猫も、みなれない内覧者に興奮して吠えたり走り出したりしてしまうことがあります。できることなら、お散歩に行くなどして、外出させておきましょう。内覧者がペットが気になって細かい部分をキチンとチェックできない場合もありますからお散歩に行くか、知人に預けるなど手配することをお勧めします。

ペットに理解ある不動産業者を探す


1.中古マンション売却には、不動産業者や仲介業者選びが重要
中古マンションを売却する際には、まず、不動産業者や仲介業者に複数査定を依頼します。そして、査定を依頼した複数の業者の中から、契約を結ぶ業者を決めます。この時契約する業者は1つでなくても構いません。複数社と契約しても良いのです。

2.契約するまえの査定がポイント
ペットを飼っていた中古マンションを上手に売却するには、まずは多くの業者に査定を依頼して、自身のマンションにぴったりの業者はどこなのか見極めることが大切です。
複数の業者に一件一件連絡をしていては手間もかかりますし、時間も取られてしまいますから、この時に、インターネットの無料一括査定サイトを利用しましょう。
ペットを飼っていたマンションを以下に前向きに、買い手にアピールしてくれるかがカギになってきます。
まずは多くの業者に査定を依頼してみてから、良い営業マンのいる業者を絞り込んでいきましょう。

3.ある程度業者を絞り込んだら、次は訪問査定
インターネットの無料一括査定サイトでは、買い手が知りたい要件のほとんどをカバーしていてある程度信頼できる結果がでます。
というのも、マンションの価値というものは、築年数や立地でほとんどが決まるからです。
しかし、ペットを飼育していた中古マンションの場合、インターネットだけでは決められない重要なポイントがあります。それは「臭い」です。
臭いは自分ではわからないものです。嗅覚とはずっとかぎ続けていると慣れてしまってきかなくなってくるからです。
インターネットで業者を絞り込んだら、不動産業者や仲介業者の訪問査定を必ず受けて、客観的に臭いを判断してもらいましょう。

ペットを飼っている中古マンションの値下げ


中古マンションの売却は、ペットを飼っているか否かよりも、臭いはないか、傷は修繕されているか、部屋は清潔であるかが買い手のポイントであると言い換えても良いでしょう。
希望価格を提示してみて、買い手がリフォームが必要だと感じたら、値引き交渉をしてくると思います。その交渉にどこまで応じるかで売却金額の値下がりが決まります。
しかし、値引き交渉はどんな中古マンションでも起こりうることです。ここはつうじょうどおり、いくらまでなら値下げOKと不動産業者に伝えておき、それ以上の値下げを要求されたら売却は見送り、次の買い手を待つことにしても良いと思います。

まとめ


以上、ペットを飼っている中古マンションの査定・売却についてお話ししました。
必ずしも、ペットを飼っていた中古マンションだから即査定金額が安くなるわけではないのです。
中古マンション売却においては、動物の毛が残っていないか、ノミやダニは駆除されているかは清潔かどうかの判断の一部ですし、臭いがないか、傷がないかなどは、通常の中古マンションを探す買い手はペットの如何に関わらずチェックしている点です。
ペットがいてもいなくても、部屋は清潔に保つことをお勧めします。
また、最低限の修繕はすべきですが、大きくリフォームしてから売却する必要はありません。買い手側が自由にリフォームすることも視野に購入を検討している場合もあるからです。無駄な出費は極力抑えるべきです。
まずは、複数社査定をしてあなたの中古マンションにぴったりの業者を探しましょう。

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