室蘭工業大学「夜間主コース」の評判は？卒業生の声と実情を徹底解説

室蘭工業大学の夜間主コースは、働きながら工学を学びたい方のために設けられた学びの場です。「夜間コースって実際どうなの？」「評判はいいの？」と気になる方も多いのではないでしょうか。

この記事では、卒業生アンケートをもとにしたリアルな評判に加え、夜間主コースの特徴や学費、授業内容、進路・住まい選びまで、役立つ情報を詳しく紹介します。

昼間コースとの違いや、メリット・デメリットも解説しているので、夜間主コースを検討している方はぜひ参考にしてください。

室蘭工業大学「夜間主コース」の評判まとめ

室蘭工業大学の夜間主コースについて、実際に在籍していた学生の声が知りたい方も多いのではないでしょうか。大学が実施した卒業生（平成20～27年）アンケートでは、夜間主コースの学生も満足していることがわかります。

学生生活の満足度は63.7%と高評価

アンケートによると、大学生活が「非常に充実していた」「充実していた」と回答した夜間主コースの卒業生は、あわせて63.7%（非常に充実していた18.2%、充実していた45.5%）でした。

参考：卒業生（平成20～27年）アンケート 問７．大学生活の充実度

昼間部の満足度83.4%（非常に充実していた16.7%、充実していた66.7%）と比べるとやや低い水準ではありますが、夜間という限られた時間の中でも多くの学生が学びに充実感を得ていたことがうかがえます。

室蘭工業大学への進学を勧めたい人は63.6％

「自分の子供、身内に室蘭工業大学への進学を勧めたいと思いますか」というアンケートでは、夜間主コース卒業生の63.6％が「思う」と回答していました 。

これは昼間コース卒業生の50.0％を上回る結果であり、夜間コースであっても大学への信頼が厚いことがわかります。

参考：卒業生（平成20～27年）アンケート 問１０．自分の子供、身内に室蘭工業大学への進学を勧める意思の有無

進学を勧めたい理由としては、「国立大学である（85.7％）」「キャンパスの雰囲気がよい（42.9％）」などが挙げられており、学費面の安心感や学習環境の良さが評価されているようです。

一方、「勧めたくない」と回答した卒業生からは、「教育スタッフが充実していない（33.3％）」「偏差値が低い（33.3％）」といった声も見られました。ただし、全体としては否定的な意見よりも、学びの場としての価値を認める声が多く、夜間主コースへの進学は一定の信頼を得ているといえるでしょう。

※夜間主コースの該当設問への回答者数は、「進学を勧めたい：7名」「勧めたくない：3名」であり、( )内の％は全体を100人とした場合の割合です。

参考：卒業生（平成20～27年）アンケート 問１１．１２．室蘭工業大学進学を勧める理由 ・勧めない理由

夜間主コース卒業生が感じた良かった点・悪かった点

アンケートの自由記述には、夜間主コースを卒業した学生のリアルな声が寄せられています。夜間という限られた時間の中で学ぶスタイルならではの、メリット・デメリットの両面が見えてきました。

「地元で国公立なので、お金がそんなにかからない」との声があり、経済的な負担の少なさは大きなメリットとして挙げられています。

また、夜間コースであっても「昼間の授業も受講できた」「受けたい講義を受けることができた」という意見もあり、学びの柔軟性を評価する声が見られました。

「夜間と昼間で専攻科目が違いすぎるため、卒研で苦労した」との声から、カリキュラムの違いに戸惑ったケースもあったようです。

「就職活動に対する支援が少なかった」との指摘もあり、夜間コースならではのサポート体制に課題を感じた卒業生もいました。

このように、夜間主コースは経済的なメリットや履修の自由度が評価されている一方で、学習内容の違いや支援の少なさに関する不満も見受けられました。

夜間という特性を踏まえて、自分に合った学び方ができるかどうかを見極めることが大切です。

参考：卒業生（平成20～27年）アンケート ＜参考＞問 14．室蘭工業大学出身で良かったと思う点、良くなかったと思う点（全文）

夜間主コースとは？基本情報と特徴を紹介

室蘭工業大学の夜間主コースは、働きながら工学を学びたい人に向けたコースです。授業は平日の夕方以降（17時〜21時45分）に行われるため、日中の仕事や生活と両立しながら通うことができます。

設置されているのは「創造工学科」で定員は40名、2つのコースに分かれています。

昼間コースと同じキャンパスで学ぶため、大学全体の施設や環境を活用できるのも魅力です。

夜間主コースの大きな特徴は学費が割安なことで、入学料・授業料は昼間コースの半額に設定されており、経済的負担を抑えながら国立大学で学べます。学び直しを考える社会人や、費用をおさえて進学したい学生にとっては大きな魅力といえるでしょう。

また、カリキュラムによっては昼間の授業も一部履修可能で、柔軟な学修スタイルが取れる点も特徴です（※一部制限あり）。さらに、夜間コースであることが就職や進学に不利になることはなく、本人の努力次第で大学院進学も十分に目指せます。

室蘭工業大学夜間主コースの授業・カリキュラムの特徴

室蘭工業大学夜間主コースのカリキュラムは、基礎から専門までを段階的に学べる構成となっており、工学の知識と実践力をバランスよく養えるのが特徴です。

1年次からは、物理・化学・生物・数学などの自然科学科目と、プログラミング・セキュリティ・データサイエンスなどのICT科目が全員必修となっており、土台となる学力をしっかりと身につけていきます。

2年次以降は、機械系または電気系の専門コースに分かれ、より実践的な学びがスタートします。講義だけでなく、実験・演習・PBL（課題解決型学習）・アクティブラーニング・卒業研究など、多様なスタイルの授業が用意されているのが特徴です。

また、夜間主コースであっても、外国語や「人と社会に関する科目」など、社会性やコミュニケーション力の育成にも力を入れており、幅広い視野を持った技術者の育成を目指しています。

室蘭工業大学夜間主コースのメリット・デメリット

室蘭工業大学の夜間主コースは、働きながら工学を学びたい人や、学び直しを考えている社会人にとって魅力的な場です。一方で、夜間開講という特性から、注意しておきたい点もいくつかあります。

室蘭工業大学夜間主コースのメリット

夜間主コースは夕方以降に授業が行われるため、日中は仕事や家庭と両立しながら通学できます。加えて、昼間コースに比べて入学料・授業料が半額に設定されており、経済的な負担を抑えられるのも大きな魅力です。

同じように働きながら通う社会人や勤労学生が多く在籍しているため、共感し合える仲間と学べる環境も整っています。さらに、キャンパスや図書館などの設備は昼間コースと共通で、研究や学修にも不便はありません。

また、夜間主コースの学生でも一部の昼間授業を履修することが可能で、興味や目的に応じて学びの幅を広げられる点もメリットのひとつです。

室蘭工業大学夜間主コースのデメリット

生活環境が整えば、夜間主コースの学生生活はもっと快適に

室蘭工業大学の夜間主コースは、働きながら学びたい人や再進学を目指す人にとって、通いやすく学びやすい環境が整っています。

学費の負担を抑えられる点や実践的なカリキュラム、柔軟な履修スタイルなど、多くの魅力がありますが、一方で夜間開講ゆえの生活リズムやサポート体制に課題を感じる声もありました。

そんな夜間主コースで充実した学生生活を送るためには、「住まい選び」も大切なポイントです。特に夕方から通学する夜間生にとっては、大学へのアクセスの良さや暮らしやすい環境が、安心感や学業の充実につながります。

そこで注目したいのが、大学まで徒歩6分の場所にある「サンライズ・ヒル」という物件です！夜間の通学にも便利な立地にあり、安心して新生活をスタートできる環境が整っています。

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室蘭工業大学の夜間主コースを選ぶなら、住まいも自分にぴったりの環境を整えて、充実した学生生活を楽しんでくださいね。

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