【FX業者の選び方が分かる】A-bookとB-bookの違いを丁寧に解説!

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A-bookB-bookの特徴や見分け方を知りたい

A-bookB-bookでは、どちらの業者を選ぶべきか知りたい

結論から申し上げるとあなたにあったFX業者の選び方は当記事で紹介する「A-bookB-bookを選ぶべき人」を読めば解決します。

またこの記事では、FXの注文処理方法であるA-bookB-bookの特徴や見分け方も解説しています。

さらに他のサイトでは始めてから1年以内に資産を溶かされてしまうような詐欺まがいの自動売買ソフトをおすすめされますが、当記事では実績を2年以上出し続けている会員制MAMシステムへご招待することができます。

そのため最後まで読めば、あなたにあった手法で資産を大きくしていける方法が頭に思い浮かぶようになるでしょう。

A-bookとB-bookの違いは注文処理方法【FXの証券会社】

A-bookB-book。これらの言葉がFXで何を示しているか理解しているでしょうか。

A-bookB-bookとはFXにおける注文処理の方式を言います。証券会社がトレーダーから引き受けた注文処理の仕方がA-bookB-bookでは異なります。まずはA-bookB-bookの特徴を簡潔にまとめていきます。メリットやデメリットについては記事の下部で詳しく説明しています。

A-bookとは売買注文を直接インターバンクに流し、取引を約定する方法です。NDD方式、ECN方式とも呼ばれ、人でなくコンピューターで注文が処理されていくことを示しています。

インターバンク
銀行や証券会社間で取引を行う場です。
顧客向けとは異なる市場で、金融機関向けに制限されています。

A-bookではトレーダーが取引を行うたびに発生する取引手数料が証券会社の利益になりますトレーダーの損益は関係なく、取引回数が増えていくと利益が増えます。トレーダーと共存していける方式です。

B-bookとは売買注文をインターバンクに流さずにお客様と業者間で完結させる方法です。トレーダーは業者と直接取引することになり、業者はトレーダーとは常に逆のポジションを持つことで注文を処理しています。そのためトレーダーの損失が証券会社の利益になります。

ここからわかるようにA-bookB-bookでは利益を生み出すシステムが大きく異なります。この部分を理解していないと、取引しても利益をうまく上げられないでしょう。

証券会社ではどちらかの注文処理だけを採用しているのではなく、どちらも併用しているところが大半です。ただ注文処理はA-bookB-bookに偏っています。しかし証券会社がA-bookB-bookの利用率を公表することは一般的ありません。どの注文処理方式を利用しているか知りたい場合は個人的に証券会社と繋がりを持つことで知ることができますが、難しいでしょう。

A-bookとB-bookを見分けるためのポイントは3つ

注文処理の違いによってA-bookB-bookに分類されることが理解できたでしょう。ではA-bookB-bookを見分ける方法とはどのようなものでしょうか。見分けるポイントとして、3つのポイントに注目するといいでしょう。それらはレバレッジ・IB報酬・入金ボーナスです。

レバレッジが200倍以上であるとB-bookの可能性が高いです。レバレッジが200倍を超えるような注文はA-bookを採用している会社だと受け付けていない場合が多いです。インターバンクを介して取引を行う場合、大型の注文が通りにくいからです。ただB-bookならハイレバレッジの注文も通ります。業者が逆建てで注文に対応してくれるからです。注文処理の方式からハイレバレッジ取引の有無も分かります。

レバレッジ
自己資金を担保の保証金として扱い、自己資金よりも大きなお金を動かして取引することです。FXでは保証金を証拠金として扱います。

 

IB報酬が1ロット10ドルを超える証券会社であるとB-bookである可能性が高くなります。トレーダーの損失が利益となるB-bookでは利用者を増やすことが利益のために必要です。そのため口座登録による成果報酬を多めに出している会社がB-bookには多いです。

IB報酬
海外FX業者と直接契約をし、投資家に口座開設してもらうことで報酬を受け取れるシステムのことです。海外FXのアフィリエイトと考えられます。
ロット
モノの最小単位のことです。
FXでは取引できる最低金額のことです。

入金ボーナスがあるとB-bookである可能性が高いです。入金ボーナスはトレーダーの口座登録や取引を促進させるために用意されています。多くの入金ボーナスは一定の取引条件をクリアしないと受け取れません。そして多くのトレーダーは入金ボーナスに釣られて損しています。損をしやすい仕組みを作ることでB-bookでは利益を上げやすくしています。

A-bookのメリットは詐欺を働くことができない安全性

A-bookB-bookの違いがわかってきたところでA-bookのメリットを紹介します。

A-bookのメリットは不正が行なわれにくい透明性のある仕組みを持っていることです。A-bookでの売買注文は直接インターバンクに流れていきます。そのため業者は取引内容に仲介できません。またインターバンクに流れた注文はコンピューターで自動的に処理されるため、業者の介入は難しいでしょう。

A-bookの3つのデメリット

A-bookにはもちろんデメリットもあり、それらは以下の通りです。

  • 注文を調達できないこともある
  • スプレッドが広い
  • 高額な証拠金が必要になる

詳しく説明していきます。

注文を調達できないこともある

A-bookでは注文がインターバンクに流れていきます。インターバンクで同じ値段の逆注文がないと約定できません。相場によっては注文の偏りのためなどで約定が難しい時もあります。

また大型の注文であるほど約定する可能性が小さくなっていくために、レバレッジがB-bookと比べて小さくなってしまうこともデメリットでしょう。

またスリッページとして注文が帰ってくる可能性もあります。インターバンクに注文を送信したときのラグのために値段の変化は生じます。価格が急激に変化し続ける局面では起こりやすいでしょう。A-bookでは注文がすぐに約定されないこともあるため、スリッページが起こりうります。

スリッページ
トレーダーが注文したレートと約定されたレートに差が生じること。

 スプレットが広い

スプレッドが広くなってしまうこともA-bookのデメリットです。

A-bookでは取引手数料が利益になります。スプレッドも手数料の一種とも捉えられ、A-bookでは利益です。

インターバンクに注文を流し約定するため、スプレッドが広く設定されています。また取引手数料も一般的にB-bookよりも大きくなります。

スプレッド
為替レートの売値と買値の差のことです。例として日本円と米ドルで両替を考えます。このとき円ドルは1ドル120円で変えられますが、ドル円は1ドル120.2円で変えられるという具合です。

高額な証拠金が必要になる

A-bookであると、必要となる証拠金が多くなります。

A-bookでは最低ロットがB-bookよりも大きく設定されています。インターバンクで円滑に処理していくためにある程度小さな注文を弾く必要があるからです。最小の注文もB-bookに比べて大きくなるため、必要となる証拠金も大きくなります。

B-bookのメリットは3つ

B-bookのメリットは以下の通りです。

  • どんな注文も調達できる
  • スプレッドが狭い
  • ハイレバレッジをかけることができる

詳しく説明していきます。

どんな注文も調達できる

B-bookでは注文がインターバンクに流れず、業者が約定するためどんな注文でも約定されます。トレーダーの思い通りに注文を通せる。これがB-bookの最大の魅力です。

スプレットが狭い

B-bookでは注文をインターバンクに流さなくていいため、スプレッドを独自に設定しやすいです。そのためA-bookよりもスプレッドが狭くなっていることが多いです。

手数料が小さくなるため、積極的に取引を繰り返していけます。

ハイレバレッジをかけることができる

A-bookではあり得ないようなハイレバレッジなトレードができます。B-bookではトレーダーの逆注文を取ることで注文を約定してくれるからです。

ハイレバレッジを使えるために、少ない資金から爆発的な利益を生み出せます。トレードに慣れた方であるとハイレバレッジが魅力になります。

B-bookのデメリットは意図的に資産を溶かされる危険性があること

B-bookのメリットを知ると、B-bookA-bookよりも優れた注文処理システムに感じるでしょう。しかしB-bookにもデメリットはあります。それは取引に関する情報が不透明であることです。

B-bookでは注文がインターバンクに流されることなく、業者とトレーダー間で取引が完結します。そのため業者がレートを操作しても気づくことができません。レートを操作されると、買った時から下落し、損切りせざるを得なくなる状況を作られることもあります。また利益を出しすぎると口座から出金できなくなるなど、制限をかけられることもあるでしょう。

B-bookでは常に業者が用意した土俵の上で戦い続けることになります。そのため業者が意図的に資産を溶かしてくる危険を背負いながら取引する必要があります。

これは一部の悪徳業者で行なわれている詐欺まがいの手法では、と考えるかもしれません。しかし現実では多くの業者が行っている手法です。実際詐欺でもありません。B-bookは一見トレーダー有利に思えますが、実際は業者が用意したフィールドで戦うことになる、A-bookよりも危険の多い方法です。

【結論】A-book・B-bookを選ぶべき人

この記事ではFXの注文処理方法であるA-bookB-bookについて紹介してきました。どちらの手法にもメリット・デメリットは存在します。それらをまとめた結果、A-bookB-bookがおすすめされる方はどのような方でしょうか。

A-bookは資産運用に対して長期的なスパンで行おうと考えており、安全に資産を増やしていきたい方にオススメです。A-bookは透明性のある注文処理方法で、不正が起きる可能性が少ないです。しかしインターバンクに流すため、注文が約定しづらい、手数料・スプレッドが大きいなどデメリットがあります。それでも長期的に運用していく場合、信頼できる業者のもとで取引する方が安心でしょう。

B-bookは元金を全て失うリスクを背負いながらも、短期間で爆発的な利益を生み出したい方にオススメです。B-bookは業者とのトレードになるため、A-bookよりもハイレバレッジで取引でき、約定しやすいためにトレードの場そしては快適です。しかし取引が業者とのやり取りで完結するため、レートが操作されてしまう、大きな利益が得られる注文に限って拒否されることもあり得ます。

A-bookB-bookで一長一短です。あなたのトレードスタイルにあった注文処理方法を扱っている業者を利用するといいでしょう。

FXの注文処理方式を理解すると、A-bookのような安全性・透明性を持ちながらB-bookのような利益を得られるFXツールがあったら理想だ、と思った方もいるのではないでしょうか。

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