マンションを売却する時、内覧を開催してから何日程度で返事をもらえるものなのでしょうか。
中古マンションを購入する側も内覧した後、購入しようか迷っているとき何日くらいなら返事を待ってもらえるのか気になるところだと思います。
そこで不動産会社であるスマートアンドカンパニーが、中古マンションの内覧後に購入希望者は何日程度で返事をしているのかを解説いたします。
今回の記事では、以下を知ることができます。
・内覧後の返事は何日以内か
・売主向け:購入につながる内覧の件数
・売主向け:内覧時の対応のポイント
・売主向け:内覧時の問い合わせに対する返答
Contents
マンション売却するとき、内覧後の返事はどのくらいで来るの?
内覧後に購入が決まるときの返事は3日程度
マンションの内覧を終えてから返事が来るまでは、長くても3日程度というのが一般的に言われる期間。
最初から購入の意思が高かった人や、内覧によって「よし、購入しよう!」と決意が固まった人の場合であれば、内覧後、その日中または翌日には返事をすることもあります。
他にも迷っている物件があって、そこと比較検討している人の場合であれば、返事をするまでは2~3日程度となるでしょう。
内覧をしてから4日以上経っても返事がない場合には、購入の意思がないと考えるのが一般的です。
購入希望者の方は、内覧をしてから購入しない場合でも1週間以内に正確な返事を不動産会社にしましょう。
「他の物件を見てから購入を決めたい」「迷っている物件があり数日考えたい」という場合は、どのくらいで正確な返事ができるのか不動産会社に伝えておいた方がいいです。
物件を押さえておくことはできませんが、購入する可能性が高いときには売主側が別の内覧を開催せずに返事が出るのを待っていてくれる可能性もあります。
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10件内覧すれば購入につながる可能性大
マンションの売買契約が決まるまで、どのくらい内覧件数があるのが一般的なのかというと、平均的には10件前後と言われています。とはいえこれはあくまでも平均件数。物件の条件によっても大きく異なります。
たとえば立地がいい、日当たりがいい、マンション設備が新しい、セキュリティがしっかりしている、部屋の印象がいいなど好条件がそろっているマンションであれば、内覧件数が1件であっても契約が決定することもあり得るのです。
しかし条件が悪かったり、購入希望者にとって魅力を感じられないマンションであったりすると、10件以上内覧されたとしても売却ができないこともあります。さらに内覧時の不動産会社の対応や売主の対応などによっても内覧者の心情が変わってくるものです。
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いい返事をもらうためにマンション売却時の内覧でやるべきこと
いい返事をもらうために事前に注意して置きたいことをご紹介します。
内覧希望者が、備えのクローゼットや収納棚等の中身内側も確認を希望する場合が多くあります。
内覧者の希望通り見せていただくのが一番良いのですが、あまり他人に見せたくない場所であるということも事実でしょう。
どうしても見せたくない場合には、事前に不動産会社へその旨を連絡しておくことをお勧めいたします。
このような気遣いが、内覧の雰囲気をよくし、そのマンション自体の印象も良いものと映る事でしょう。
もう一つは、必要以上にマンションを売り込むような内容をお話ししないことです。
内覧者が質問してきた内容に、誠実にお応えする程度が丁度良いようです。内覧者は、自由に見て実際のマンションのお部屋を確認して回ることが目的なので、その点を考慮し、内覧の邪魔にならないようにご案内するのがよいでしょう。
こうした相手の立場に立った案内が、双方にとって有意義な内覧となりマンションを早期売却への近道となるでしょう。
内覧者からの問い合わせに対する返事には注意が必要
トラブルを避けるため内覧は奥さん1人が対応するといい
内覧時は、奥様1人の応対が良いです。
その理由は以下の4点にあります。
1. 奥様は、その家の使い勝手について家族の中で一番精通している場合が多い。
2. 奥様は、ご近所等の人間関係についてよく把握している。
3. 一般的に、女性一人の方が、内覧者に、威圧感を感じさせずその場の雰囲気を柔らかいものにできる。
4. 内覧者からいきなり値引きや、空調等の設備の譲渡を求められても、即答せずに済む。
4つめの理由の『内覧者からの値引きや設備の譲渡希望』は、内覧時よくあることと思っていただいた方がいいです。
内覧者は、様々な物件をリサーチしていて、その中でも少しでもお得な物件を購入したいと考えています。
ですのでマンションの売却価格に対しても、もしかしたら、値引きが可能なのではないか、とか、空調などの設備は交渉次第でそのまま譲渡してもらえるものではないか等の質問したくなる事項なのです。
仮に、こういったことを内覧者にその場で聞かれた場合、内覧者の気分を害したくないと考えたり、内覧の雰囲気を壊したくないと考えたりするあまり、無下に拒否し難くなってしまうことは少なくありません。
しかし、この時、値引きに応じてしまったり、設備移譲を約束してしまったりすれば、後日取り消そうとしても、なかなか難しい事になります。
そのため、内覧時には、雰囲気を壊さず、お返事しないで済む方法が取れれば、一番良いので『奥様一人だけの内覧応対』をおすすめしています。
奥様であれば、値引きについても、設備譲渡についても「主人と相談して後程ご連絡いたします。」とお話ししても不自然ではありません。
その場で返事を出すのはトラブルの元
問合せについては、内覧終了後、不動産会社の担当者にも相談をすることをお勧めいたします。
不動産会社の方は、その道のプロです。経験も豊富ですし、色々な交渉術、手法を持っています。
きっと売主の希望に沿った、売却の助けとなる提案をしてくれることでしょう。
ここが重要なのですが、内覧者からの問い合わせに対する返事は、全て不動産会社を通して行ってください。
マンションの売却というのは、一生の買い物といってもいいくらいの金額が関わってきます。
そのため、言った言わないでもめると、最終的なマンション売却を難しいものにしてしまう可能性があります。
ですので、内覧者への回答及び約束事は、不動産会社を介して行ってください。
こうすることが、マンションの早期売却を安全かつ確実に進める一番の手法とお考えいただいて間違えないでしょう。
まとめ
内覧後の返事が来るタイミングや、内覧のポイントについてご理解いただけたかと思います。
今回の記事のポイントをまとめると、以下となります。
・内覧後返事は3日程度で来る
・10件程度内覧をして1件返事が来る程度の確率
・内覧時は奥さん一人の対応がおすすめ
・内覧者からの返事は、不動産会社を通して返答すること