不動産知識がなくてもマンション経営ができる土地信託とは

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「突然マンションを相続することになってしまった!せっかくだから・・・」と、マンション経営を考えたことがあるのではないでしょうか。また、資産を増やすためにマンション経営をやってみたい、と思う方もいらっしゃると思います。自分が持つマンションを貸し、家賃収入を得る。とても簡単なように感じますが、個人でするにはかなりの不動産知識が必要になります。
 不動産知識がなくても「土地信託」を利用することで解消されます。「土地信託」は自分が持つマンションや土地を自分で運用せず、専門知識を持つ銀行や信託会社にすべて任せる方法です。自分自身が細かいことまでわからなくても、有効活用することができます。
 有名な所では「みずほ信託銀行」があります。他にも、三井住友、三菱UFJの銀行にも信託銀行がありますが、たくさんありますので、引っ越し業者の選択と同様、複数の話を聞き検討しましょう。
 土地信託は、不動産に関して詳しいことがわからなくてもできるなどメリットがありますが、もちろんデメリットもあります。
 メリットとしては、運用の手間がかからず、失敗も少ない。また、契約満期になると戻ってくる上、手放したいと思った時に売却も可能です。
 デメリットとしては、土地信託を利用する時には手数料が取られます。手数料も信託会社によって違いますが、賃料収入の約10%ほどです。他にも、手数料があるため、収益が少なくなること、場所によっては信託できないマンションもあるということ、所有権を譲渡しなければならないということなどがあげられます。
 手放したい場合は売却できるとあげましたが、売却したいと思った時に売却できるとは限らない、ということも考えておくとよいでしょう。逆に、信託できないと言われた場合は、売却してしまうという判断もできます。その際は、マンション価格の査定を行ってもらいます。
 個人だと売却したいけれど相場がわからない、という方がほとんどだと思います。査定する際、築年数や状態、立地条件など色々な面を考慮されます。普段から不動産物件を見ている方なら多少の相場がわかるかもしれませんが、そうでないことの方が多いと思いますので、不動産一括査定などを利用して、無料査定をしてもらうことをおすすめします。やり取りが面倒で1社のみの査定で済ませたいこともあるかもしれませんが、1度きりの売却なので、後悔しないためにも3社以上には査定してもらう方が選びやすいと思います。
 マンション経営をする際、新築がいいのか、中古がいいのか、という所ですが、入居者は何を考えてマンションを選ぶかを考えてみることをおすすめします。新築、というのは、最初の入居者にしか特典を感じられません。中古であっても他の条件が勝れば新築よりも選びやすい物件となります。利便性、リフォームがされている、日当たりが良い、ファミリー層など入居者が選びやすい物件かどうかがポイントです。
 マンション経営の際、重要になってくるのが、満室になるかどうかです。入居者がいないと利益どころか損失ばかり増えてしまいます。新築に魅力はありますが、周りの環境によっては選ぶ物件から外れてしまいます。中古物件の場合、周りの相場や入居状況、などを見てみると、中古でも入りやすい物件かどうかの目安にもなります。築年数が極端に古いマンションだと、耐震は出来ているのだろうか、中はリフォームしてきれいだけれど・・・、と思われることもあるので、中古を選ぶ時にも確認してからのほうがよいでしょう。
 売却か経営か、どちらにするかを考えてみる価値はありますので、検討してみることをおすすめします。

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